地域人の交流が町を      豊かにする!  小  畑  貞  夫


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会いたかった人

11月15日~16日に視察に行ってきました。
視察先は、高知県梼原町です。
有名な四万十川の源流地域にある小さな町ですが・・・
我が国の発展においては、歴史上重要な影響を与えた場所なんです。
幕末の混乱期に、日本の再興を夢みて坂本龍馬が脱藩し・・・江戸を目指した道があります。
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今回の視察は、わが町の『エコの町』への取り組みをさらに発展させるためのヒントを得るべく行ってきました。
日高川町の自然エネルギー活用は、日高川を利用した水力発電・海から吹く風を利用した風力発電・綺麗な青空から降り注ぐ光を利用した太陽光発電・緑豊かな森林を利用した木質バイオマスなどがあります。
これらの取り組みを上手に行っているのが梼原町です。
その視察のレポートを報告します。

産業建設常任委員会 県外視察レポート by姫風

調査概要
 ■第1日目 梼原町役場
  梼原町は、環境・教育・健康を3本柱として『森林と水の文化構想』を
 基にして、まちづくりを行っている。特に、環境の分野では持続可能な地域
 つくりを目指した町政を展開しており、町民の暮らしと自然が共生できる
 循環型社会をめざし、風力発電、太陽光発電、地熱利用などの事業に
 取り組んでいる。
  今回の視察は、わが町のエコの町への取り組みをさらに発展させるための
 ヒントを得るべく視察研修を行った。

(1)梼原町の概要
 面積236km2、標高は250m~1400mの高低差がある。
地形地質は、四国カルスト地質上にある。気候は、冬季に20cm~30cmの
積雪もあり、昔は四国のチベットと呼ばれていた。
わが町同様に、過疎高齢化が進んでいる町で、高齢化率も41%を超え、
毎年生まれる子供も20人前後である。平成23年度には、小中一貫として小学校と中学校を統合している。

(2)梼原町の自然エネルギーへの取り組み
 平成12年に健康つくりの取り組みとして、温水プールが健康つくりに
有効であることから、その検討を進めた。その過程の中で、水温を上げる
ために石油を焚いて水温を上げるより地下100mの地熱を利用して行う
ことが有効でないかと考えた。この事がきっかけとなって同年、地域に
エネルギー資源となるものがどれくらいあるのか調査を行い、新エネルギー
ビジョンを策定した。
 その時にテーマとなったのが『風・光・森・水』である。現在は、環境
モデル都市として、生き物にやさしい低炭素なまちつくりを進めている。
2050年には、温室効果ガス排出量70%削減と地域資源利用による
エネルギー自給率100%を目指している。

(3)新エネルギービジョンの内容
・風
 平成11年に町内の四国山脈の尾根に年間平均3000メガワットの
風力発電施設を建設した。その売電収入年間3500万円から運営費1500万円を引いて2000万円を環境基金として積み立てている。
 その基金を風力発電による売電益の環境対策として活用している。

・光
 風力発電による売電益の環境対策への活用として、一般住宅の太陽光発電
設備の設置に1kw当たり20万円の補助(最大4kwまで)を行っている。
 この制度により家庭における太陽光発電設備の設置率は、20軒に1戸を
超え、設置率は6%となっている。全国平均が3.8%なので全国でも屈指の
設置率である。特に高齢者家庭の設置率が高いのが特徴である。

・森
 平成13年から水源地域森林整備交付金事業として四万十川の水質・水量を
確保しようとして取り組みを始めた。その後10年間で間伐を進めたが、広域的な水を作るためには、一定量以上の面積が必要であることから5ha以上の
まとまりにして5ヵ年計画を樹立した林家に対して補助を行っている。
 その資金源として、風力発電による売電益が利用されており、間伐1ha
当たり10万円の交付金を交付している。この制度により平成13年から
10年間で6400haの整備を行っている。
 また、1本の木を出来るだけ有効に使っていくために、工場残材等を利用
してペレット化し、事業所、公的施設、一般家庭などで活用している。
さらに、その燃焼灰の林地及び農地への活用を進めることで木質バイオマス循環を目指している。平成24年からは、木材搬出助成として1m3当たり
2400円の搬出助成を行っている。

・水
 梼原町には四国電力ダムが3基ありますが、これは町内で使用する電力の
2.7倍の発電をしている。電力を効率よく生み出すには大規模な水力発電施設
を作ることが好ましいが、梼原町においては、身近な水の利用として小水力
発電に着目して事業を行っている。梼原川にあるわずか6mの落差を利用して
総事業費2億円、発電出力53kwの発電施設を建設した。そこで発電される
電力は、昼は学校(使用量の9割)に、夜は街路灯(82基)に使用されている。

 ■第2日目 梼原町森林組合
  梼原町森林組合は、持続的に森林を管理していくためには、広く社会に
 理解・信頼される森林管理を行い、環境負荷の少ない資源である木材を
 有効利用していくために木材生産と木材加工、木材提供を行うことを
 重要なコンセプトと位置づけ運営を行っている。

(1)梼原町森林組合の概要
 昭和31年3月に設立され組合員数は1275人で、出資金153000千円
職員数は45名となっている。
 森林組合も町と方針を同じに、環境に重点をおき取り組むことを経営理念
(『森があるから、私たちがいる』)としている。特に注目するところは、
山中八策(梼原町森林組合行動方針21)を策定している。
テーマは、『青い星地球』『清流四万十の源流に生きる』『グローバルな森林組合への自己改革』を掲げている。

(2)第3セクターゆすはらペレット株式会社
2007年5月に設置され、資本金は1000万円で出資者は、梼原町(51%)
森林組合(10%)矢崎総業(35%)その他JA、商工会等(4%)となって
いる。主要機械は、粉砕機械・乾燥機・成形機等であり地域バイオマス利用
活用交付金事業を活用し、総工費247000千円で設置した。
 この施設を基点として梼原町のバイオマス事業では、間伐材や端材を利用して作る木質ペレットを冷暖房やボイラーの熱源として利用しようというものである。ペレット化することで安定した熱量供給が可能となり熱量を一定に保つ
ことができる燃料となる。さらに、形状が均一なため、保管や輸送等の利便性
も向上する。
 ペレットの原料には、製材の端材のほか利用の難しい間伐材や端コロなどの
林地残材が使われる。従来は未利用資源として廃棄されるだけのものが
エネルギー源として新たな価値を持つことになる。
 山林所有者から、これら林地残材を1t当たり4000円で買い上げており
採算の取れる事業としての林業を目指している。

■調査した結果・意見レポート
 今回の視察は、本町も取り組んでいる『エコの町つくり』を更に進める
ための情報収集を目的として行った。会議の冒頭に、環境モデル都市推進室
大崎室長が話されたことが、今回の視察の意義であると感じた。
 『地球は別に人間だけが生きているのではなくて、生き物というのは地球を出て生きては行けないのです。森と共に生きてきた町として、森を生かし森の恵みで生かされてきた町として、私たちは自然エネルギーの活用を進めている』
この考えは、まだ人類にとって未知の領域であり壮大なチャレンジでもある。
また、人類が生きていくためには、避けて通れない道でもある。
ただそれは、一人ひとりの人間としては、身近な取り組みの連鎖だと感じた。
 梼原町のテーマ『風・光・森・水』や森林組合のテーマ『青い星地球・四万十の源流・グローバルな森林組合』を見ても、統一感・一体感を感じずにはいられない。その事は梼原町の表情にも現れていた。役場庁舎も太陽光発電・太陽光集熱システムを採用した屋根材を採用し、庁舎の骨組みも梼原の木を使った杉組柱を使用している。空調もクールヒートチューブにより庁舎全体に快適環境を創出している。
また、大型スライディングドアの採用により全面開放すると駐車場と一体となった広いイベントスペースをつくると共に、効率の良い換気を行うことが可能である。特に議場は、会期中以外には多目的ホールとして利用でき、災害時には緊急対策本部として機能する設備を持ち合わせており、町民のための避難所としても活用できる。
 町の宿泊所(雲の上ホテル)は、商工会の運営であるが庁舎と同じ構造形式となっている。町並みは、どの家々も木を豊富に使用しており景観も素晴らしい。
 近くに架かる橋梁も集成材を利用した木橋(アーチ式)を架けている。
また、町中の道路にはゴミが落ちていなかった。早朝より町民が自主的に家の回りを清掃している姿が印象的であった。
 私たちの町も自然に恵まれた町ですが、ここまでの一体感はないと感じた。
今回の視察結果を本町と梼原町の自然エネルギーへの取り組みについて比較検討してみた。

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 この表から考察すると梼原町の自然エネルギーへの取り組みは、それぞれの
自然エネルギーを連鎖させて取り組んでいると言える。
しかもそれが、町民に広く利用してもらえる施設に展開している事です。
子供から高齢者までが、自然環境の大切さを身近に感じながら、理解してもらえる仕組みになっている。
 町のテーマである『風・光・森・水』が町民にしっかり根付いていると感じた。このことから、本町においても単に『エコの町つくり』を進めるだけでなく、連携された事業展開をする必要があると感じた。

以上、報告を終わります。 


視察の最後に・・・
僕が、1番出会いたかった人に会ってきました。
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今の私は、あなたからはどんなに見えていますか?
龍馬さん!!
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by gogogoemon1 | 2012-11-28 09:56 | 議員活動

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こんな人

ボランティアで地域活力のイベント計画運営に携わっています。
趣味は音楽で、バンド『姫風』を12年前に友人3人で結成し、ボランティア演奏や親父バンドコンテスト出場や各種イベントで関西空港の夏祭りにも参加しています。
2012年12月11日に南こうせつさんのコンサートでオープニングアクトとして前座をさせて頂きました。
 音楽以外では、高校からやっているサッカーが大好きです。今はシニアチーム『DE・SUN日高』に所属(背番号12)しています。
それから、物心ついた頃から走ってましてマラソンはフル・ハーフをはじめ色んな大会に出場しています。フルベスト3時間22分。そして、PC遊び・読書などなど

常に前へ前へ・・・60歳からやりたい夢もあるので楽しみです。
それが出来れば・・・ほぼ人生OKだと思っています。

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